NPTのネジ規格 規格

ねじ規格にはISOやNPTなどの規格があります。
ねじは幅広い分野で使われ、その使用量も多いことから互換性が非常に重要な構造であり、早くから規格化が進められました。
冒頭で出てきたISOとは国際標準化機構のことで、それで規定されている汎用のメートル三角ねじのことをISOメートルねじといいます。
メートルねじとは、ねじ規格において、その規定にメートル単位系を用いたもののことで、インチ単位系を用いたものはインチねじとよばれています。
冒頭で出てきたもう一つのNPTとはアメリカ管用ねじのことで、日本では気密管用テーパねじ「NPTF」と一般用管用テーパねじ「NPT」が時々使われています。

NPTのネジ規格 種類

ねじ規格にはISOやNPTなどがありますが、規格の他に種類も豊富で三角ねじ、丸ねじ、角ねじ、台形ねじ、のこ歯ねじ等があります。
最近では自分でモノを作るDIYが流行りですが、これから始めてみようという方は、これを機にねじの特徴を知っておきましょう。
三角ねじとは、ねじ山の断面が三角形に近い形のねじの事で、最も一般的なねじ山の形です。
丸ねじは、ねじ山の断面が半円のねじの事で、電球の口金などに用いられます。
角ねじは、ねじ山の断面が正方形に近い形のねじで、ねじ山に強い力がかかる場合に利用され、使用例としてはジャッキが挙げられます。
台形ねじは、ねじ山の断面が台形になったねじで、角ねじよりも丈夫で正確な運動伝達を要する場合に用いられ、かつては工場機械の送りねじに多用されていてました。
例としては旋盤加工の機械などです。
のこ歯ねじは、ねじ山の断面が非対称形のねじで、おもに軸方向に対しての一方通行で力が働く場合に用いられています。
自分が作りたいものにあったねじを選ぶようにして、わからなかったらホームセンターの店員さんに聞いてみるといいですよ。

NPTのネジ規格 インチ

ねじ規格にはISOやNPTなどがあり、その規定にメートル単位を用いたものをメートルねじ、インチ単位を用いたものをインチねじと呼びます。
インチ三角ねじだけでもユニファイねじ、ウィットねじ、イギリス管用ねじ、アメリカ管用ねじなどがあり種類が豊富です。
ユニファイねじは、国際標準化機構ISOで規定されたねじ山角度60度のインチ三角ねじの事で、「UN」で識別されます。
日本では航空機など一部でしか使われていませんが、アメリカでは広く一般的に使われています。
ウィットねじは、イギリスで規格化されたねじ山角度55度のインチ三角ねじの事で、1834年に世界に先駆けてイギリス人のWhitworth(ホイットワース)氏によって考案されてものです。
日本では主に建築分野で使用されていますが、JISにおいては1965年に廃止されています。
イギリス管用ねじは、ネジ山角度55度のインチ三角ねじの事で、機密性を必要とする管の接続に使われ、テーパおねじとテーパまたは平行めねじの組み合わせで使用されます。
イギリスで規格化され、JISに導入、日本でも広くつかわれる管用ねじで、ISOにより国際標準化されました。
アメリカ管用ねじは、ねじ山角度60度のインチ三角ねじで、管の接続に使われていて、テーパねじと平行ねじがあります。
日本では気密管用テーパねじ「NPTF」や一般用管用テーパねじ「NPT」が時々使用されています。